AFTERCARE

    アフターケアガイド

    タトゥーの仕上がりは、施術後のケアで決まります。難しいことはありません。この順番どおりに1週間ケアすれば大丈夫です。

    湯船・プール・海は1週間NG

    提携医療機関 inklinic にて、アフターケアセット(保護フィルム・白フタの抗菌外用薬・赤フタのステロイド外用薬)をご用意しています。2026年9月1日のご来店分より別料金となります(2026年8月31日までのご来店は、従来どおり追加のご負担はありません)。施術後すぐにケアを始められます。

    DO

    段階に合わせてやること

    詳しいタイミングと手順は、下の段階別ケアガイドで確認してください。

    1. 01保護フィルムは翌日の夜まで貼り続ける
    2. 02シャワーでフィルムを剥がし、タトゥーを優しく洗う
    3. 031週間を過ぎたら、1日数回 保湿剤を塗る

    DON'T

    1週間、避けること

    湯船・プール・海(最低1週間は避ける)
    温泉・サウナ(1週間は避ける)
    施術部位を掻く・かさぶたを無理に剥がす
    直射日光・日焼け
    アルコール消毒(刺激が強すぎます)
    汚れた手で触る
    激しい運動(1週間は控える)

    KIT

    セットの中身

    フィルム

    保護フィルム 2枚

    保護フィルム

    いつ

    当日〜3日目

    役割

    保護・湿潤を保つ

    白フタ

    抗菌外用薬

    抗生剤

    いつ

    2日目〜1週間

    役割

    感染予防

    赤フタ

    ステロイド外用薬

    ステロイド

    いつ

    4日目〜1週間・かゆい時だけ

    役割

    かゆみ止め

    1週間を過ぎたら、保湿剤(ヘパリン類似物質を配合したものがおすすめです)で乾燥とかゆみを防ぎましょう。

    SUPPLIES

    アフターケア用品のご案内

    アフターケアに用いる軟膏・保護フィルム・保湿剤は、同じビルの1階にある提携医療機関 inklinic にて、医師の診察のうえご用意しています。タトゥーの施術料金には含まれません。はじめての方には、必要なものが一通り揃うセットをおすすめしています。

    品目内容価格(税込)
    アフターケアセット 小はじめての方に保護フィルム(30cm)・軟膏(キャップ)・保湿剤¥1,500
    アフターケアセット 大はじめての方に保護フィルム(長尺)・軟膏(チューブ)・保湿剤¥2,000
    軟膏セット抗菌外用薬・ステロイド外用薬¥500
    保護フィルムセット30cm¥300
    保湿剤ヘパリン類似物質配合¥1,000

    自由診療について

    上記はいずれも公的医療保険が適用されない自由診療です。表示価格は税込の総額で、これ以外の費用はかかりません。

    主なリスク・副作用

    外用薬は、まれに発疹・かゆみ・かぶれ・刺激感などの接触皮膚炎を生じることがあります。ステロイド外用薬を長期間・広範囲に使用した場合、皮膚が薄くなる、毛細血管が広がるなどが起こることがあります。保護フィルムは、貼付部位に蒸れ・かゆみ・かぶれを生じることがあります。異常を感じた場合は使用を中止し、inklinic へご相談ください。

    お問い合わせ

    インクリニック(inklinic)/〒110-0005 東京都台東区上野3-22-3 ジイドビル1階/TEL 03-4400-1862

    改定について

    2026年9月1日のご来店分より、上記のとおり有償でのご提供となります。2026年8月31日までのご来店は、従来どおり追加のご負担なくお渡しします。

    CARE GUIDE

    段階別ケアガイド

    01

    当日(1日目)〜翌日夜(2日目)

    この段階で使うもの

    • 保護フィルム 2枚
    1. 01保護フィルムは翌日の夜まで貼り続ける
    2. 02当日はシャワーはOK。ただし、なるべく施術部位に水がかからないようにする
    3. 03フィルムが剥がれてしまったら、早めに新しいものへ張り替えてOK

    02

    翌日夜(2日目)〜翌々日夜(3日目)

    この段階で使うもの

    • 保護フィルム 2枚
    • 抗菌外用薬
    1. 01シャワーでフィルムを剥がし、タトゥーを優しく洗う
    2. 02しっかり乾かしたあと、白フタの軟膏(抗菌外用薬)を薄く塗る
    3. 03新しいフィルムに張り替える
    4. 04この「洗う→乾かす→軟膏→張り替え」を2日目・3日目と繰り返す

    03

    4日目から1週間後まで

    この段階で使うもの

    • 抗菌外用薬
    • ステロイド外用薬
    • 1週間後:保湿剤
    1. 011日2回程度、白フタの軟膏(抗菌外用薬)を塗る。フィルムはもう不要
    2. 02かゆいときだけ、赤フタの軟膏(ステロイド外用薬)を薄く塗る
    3. 031週間を過ぎたら、1日数回 保湿剤を塗る

    かゆくてもかかない! 必ず保湿!

    WHY IT MATTERS

    科学的根拠と参考文献

    根拠の説明と出典を開く

    なぜこのケアなのかを、根拠(論文・皮膚科学会情報)とともに説明します。各説明の末尾に出典番号があり、下の参考文献にリンクしています。

    なぜフィルムで覆い、乾かさないのか

    タトゥーは色素を真皮まで届ける、いわば浅い擦り傷です。カサカサに乾かしてかさぶたを作るより、保護フィルムで適度な湿り気を保つほうが皮膚の再生(再上皮化)が速く、かさぶたによる色抜けも防ぎやすいことが、古典的な創傷研究と密封ドレッシングの臨床レビューで示されています。

    根拠:231

    ※フィルム製品そのもののタトゥー限定の大規模試験はなく、確立した「湿潤療法」の原理にもとづく推奨です。

    なぜ石けんで優しく洗うのか

    清潔に保つことは感染予防の基本で、石けんでの洗浄は世界的にもアフターケアの標準です。洗浄は水道水でも生理食塩水と同等に安全であることが、大規模なレビューで確認されています。ゴシゴシこすらず、手で優しく洗うのがコツです。

    根拠:45

    なぜ1週間、湯船・プール・海・温泉を避けるのか

    バリアが壊れた治りかけの皮膚が汚染された水に触れると、重い感染を起こすことがあります。実際に、水由来の非結核性抗酸菌によるタトゥー感染の集団発生や、施術のわずか3日後に海で泳いで Vibrio vulnificus 敗血症により亡くなった症例が医学文献に報告されています。だからこそ、皮膚が閉じるまでの浸水は避けます。

    根拠:67

    なぜ日焼けを避け、治った後も日焼け止めを塗るのか

    紫外線はタトゥーの顔料を化学的に分解し、色あせの原因になることが分析研究で示されています。米国皮膚科学会も、退色を防ぐためにSPF30以上の日焼け止めを勧めています。長くきれいな発色を保つコツは、日焼け対策です。

    根拠:8912

    なぜ掻かない・かさぶたを剥がさないのか

    かさぶたを無理に剥がすと、整った皮膚の再生を妨げ、色抜け・傷あと・感染のリスクが上がります。かゆみは治っていくサインですが、掻き壊しは仕上がりの大敵です。かゆいときは冷やす・保湿する・(必要なら)赤フタ軟膏で対処しましょう。

    根拠:21

    ※「掻くと色が抜ける」ことを直接測った臨床試験はなく、湿潤治癒の原理と専門家の合意にもとづく助言です。

    なぜ保湿が大切なのか

    保湿は皮膚のバリア機能の回復を助け、乾燥とかゆみをやわらげます。乾燥はかゆみを強め、掻き壊しにつながります。1週間を過ぎたら、保湿剤(ヘパリン類似物質を配合したものがおすすめです)でうるおいを保ってください。

    根拠:9

    軟膏の正しい使い分け(白フタ=抗生剤/赤フタ=ステロイド)

    白フタ(抗菌外用薬=抗生剤)は感染予防に、赤フタ(ステロイド外用薬)はかゆみ・炎症に使います。どちらも便利ですが、ステロイドは感染したところや長期のダラダラ使いを避け、かゆいときだけ短期間に。抗生剤も、まれに赤み・かゆみ(接触皮膚炎)を起こすことがあります。異常があれば使用を中止し、提携医療機関にご相談ください。

    根拠:1011

    参考文献

    出典はすべて査読論文・皮膚科学会等の公開情報です。

    1. 01Islam PS, et al. "Medical Complications of Tattoos: A Comprehensive Review". Clinical Reviews in Allergy & Immunology, 2016.

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    2. 02Winter GD. "Formation of the Scab and the Rate of Epithelization of Superficial Wounds in the Skin of the Young Domestic Pig". Nature, 1962.

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    3. 03Kannon GA, Garrett AB. "Moist wound healing with occlusive dressings. A clinical review". Dermatologic Surgery, 1995.

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    4. 04Liszewski W, et al. "An Analysis of the Content and Recommendations of 700 American Tattoo Aftercare Instructions". Dermatology (Karger), 2023.

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    5. 05Fernandez R, et al. (Cochrane) "Water for wound cleansing". Cochrane Database of Systematic Reviews, 2022.

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    6. 06Griffin I, et al. (Florida DOH / CDC / FDA) "Outbreak of Tattoo-associated Nontuberculous Mycobacterial Skin Infections". Clinical Infectious Diseases, 2019.

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    7. 07Hendren N, Sukumar S, Glazer CS. "Vibrio vulnificus septic shock due to a contaminated tattoo". BMJ Case Reports, 2017.

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    8. 08Hauri U, Hohl C. "Photostability and Breakdown Products of Pigments Currently Used in Tattoo Inks". Current Problems in Dermatology (Karger), 2015.

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    9. 09American Academy of Dermatology (AAD) "Caring for tattooed skin". aad.org(米国皮膚科学会).

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    10. 10Shahbazian JH, et al. "Allergic Dermatitis Due to Topical Antibiotics". Western Journal of Emergency Medicine, 2012.

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    11. 11Stacey SK, McEleney M. "Topical Corticosteroids: Choice and Application". American Family Physician, 2021.

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    12. 12Gonzalez CD, Walkosz B, Dellavalle RP. "Aftercare Instructions in the Tattoo Community: An Opportunity to Educate on Sun Protection". Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology, 2020.

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    異常を感じたら

    薬のアレルギーがある、もしくは医師に使用を控えるよう言われている場合は、使用しないでください。

    強い赤み・腫れ・膿・発熱などの症状がある場合は、すぐにスタジオまたは提携医療機関にご連絡ください。

    本ページは一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際のケアは提携医療機関・医師の指示が優先されます。